新婦がお父さんと一緒に歩くバージンロード。
結婚式では、誓いのキスや、指輪交換に並んで代表的な儀式として挙げられますが、その由来や、意味はなかなか知られていません。
バージンロードの歴史は中世ヨーロッパにさかのぼります。
当時、花嫁は純潔で純粋なものであると考えられていたため、このような名前になったといわれています。
入場の際のバージンロードは、神の前で二人が出会うまでの道といわれています。
また、ゆっくり一歩一歩、歩いていくのは、新婦とお父さんが、新郎にであうまで、いままで過ごしてきた日々をあらわしているから、という説もあります。
退場の際は、新しい人生の一歩を二人で踏み出す道、といわれ、新郎新婦のふたりで歩いていくのです。
一方で、お父さんにも特別な意味があるのはご存知でしょうか。
新婦とともに歩いていくのは、いままで大事に守り、育ててきた娘を、新郎にその役目とともに渡すためです。
いわば、お父さんにとってバージンロードは、決別の道、ということになるのです。
そうおもうと、お父さんと歩くバージンロードがさらに感慨深いものに変わりますね。
2016/08/18
category: COLUMN
tag: バージンロード, 意味, 指輪交換, 結婚式