指輪をはめるときに指がむくんでいてうまく入らなかったり、逆に指輪を外そうとしてもすんなりと外れなかったりするときがあると思います。
身体の変化には敏感であっても、指が太くなる原因についてはあまり認識できていない方も多いのではないでしょうか?
簡単に言うと、むくみは血管の中と外の水分のアンバランスが原因で生じます。
心臓より下に位置する指などには血液がより多く流れるようになっているので、その周辺の細胞に血液が溜まり、むくみが生じてしまいます。
例えば、夕方に指が太いと感じられるのは、特にデスクワークなどを行っていると血液が循環が悪くなり、心臓に血液が帰りにくくなっているからです。
つまり、血液がうまく循環していて指の血管にばかり血液が溜まっていなければ、むくみは生じず、指が太いと思うことも減るのです。
また、梅雨の季節に指がむくむことが多いと言われています。
これは、梅雨は気圧が不安定で湿気も増える時期だからです。
周りの湿度が高くなると、湿度のバランスをとるために体の中の水分量を多くしようと体の機能が働きます。
結果的に、身体全体、指にまで水分量が増え、むくみにつながり指が太くなるのです。
原因が分かれば、その都度適切な対処ができるので、しっかりと頭に入れておきましょう。
2016/09/29
category: COLUMN
tag: むくみ, 意味, 指