いつしか、結婚式といえば指輪の交換が当然であるかのように行われてきています。
結婚をした夫婦は、必ずお互いの指に結婚指輪をはめ、日常生活を送っています。
しかし、指輪の交換をする意味はご存知な方はなかなかいらっしゃいません。
そもそも、なぜ指輪を交換するようになったのでしょうか。
起源をさかのぼれば、いくつかの説が存在します。
まず、一つ目の説は、指輪は、永遠を意味する途切れるコトのない輪という意味を持っており、それを交換することで、お互いがお互いを愛し、慈しみます、という誓いの証としたとされています。
二つ目の説は、家同士のつながりの証という説。 中世ヨーロッパでは、愛し合う同士の結婚、というものではなく、家や一族がつながり合うために結婚をすることが主流でした。
そのため、一族同士がつながっている、という証として、指輪をお互いに交換した、という説があるのです。
現代では、愛を誓い合った夫婦としての証であったり、周囲に結婚していることを知らせるための印になってしまっていますが、もう一度起源やなりたちを知ることもよいかもしれませんね。
2016/08/16
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