指輪の表面の仕上げ方法

デザインに凝ったらあとは、表面の仕上げ方です。

仕上げ、と一言にいってしまってもピン、とくるかたは少ないでしょう。

表面仕上げとは、アーム部分の磨き方の違いによるデザインの違いなのです。

アームの形や、宝石の配置だけではなく、こういった部分にもこだわる方も増えてきています。

まず、つるつるで、ぴかぴかと光る指輪が一般的かと思います。

こういったものをグロス仕上げ、ミラー仕上げ、鏡面仕上げという言い方をします。

とてもシンプルで、どんなデザインの指輪にも似合う仕上げ方法です。

一方で、つや消しと呼ばれる仕上げ方をすれば、つるつる感や光沢もなくなり、一気にシックなデザインへと変貌します。

つや消しはマット仕上げ、ホーニング、梨地仕上げと呼ばれることもあります。

こうすることで、素材本来の持ち味や色味が存分に発揮されるでしょう。

ハンマー打ち、鎚目仕上げでは、実際にアーム部分をハンマーで打ちつけることで、ランダムにハンマーのあとをつけていきます。

非常に個性的なものに仕上がりますが、ファッション性も高く、普段使いもできるので、ただのアームでは満足できないというかたにはお勧めです。

有名な三種類の表面の仕上げ方法を紹介しましたが、他にもヘアライン仕上げ、サティーナ仕上げ、ダイヤモンドダスト仕上げなど、様々な仕上げがあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

LA PUREZZA

2016/08/14

category: COLUMN

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