12月はターコイズ(トルコ石)、ブルージルコン、タンザナイトと複数の宝石が誕生石とされています。
その中でもターコイズ、ブルージルコンは人類と最も古い付き合いのある石で、7500年も前に宝飾品として使用された一番最初の宝石です。
7500年前のエジプト女王のミイラにターコイズを使用したブレスレットが見つかっており、これが世界最古のものといわれています。
古くからジュエリーだけでなく、神聖な石と考えられてきたターコイズ、ブルージルコンの見た目の特徴はどちらも美しい青をしています。
ターコイズは不透明で産出される国によってグリーンからブルーまでの色の違いがあります。
一方のブルージルコンは透き通るような青をしていてダイヤモンドのような輝きがあります。
ターコイズもブルージルコンも身に着けることで持ち主を守るとされ、ターコイズを身に着ける効果は危険から身を守ることで、旅のお守りともされてきました。
そのことからか、ターコイズは自分で買うよりも人からプレゼントされる方が幸せになれるという伝説もあります。
ブルージルコンも危険から身を守るとされており、特に中世では流行り病から守ったり、出産時の女性を守る石とされていました。
タンザナイトの正式名称はブルーゾイサイトと言います。
ターコイズやブルージルコンとは対照的に、発見されたのは1960年代と比較的新しい宝石です。
非常に希少性が高く、これまでタンザニアのメレラニ鉱山以外では発見されていません。
産出地であるタンザニアの夕暮れの空の色にちなんで、ティファニー社によってタンザナイトと名づけられ、世界中に広まりました。
見る角度や光の種類によって色を変える石で、昼の自然光の下では鮮やかな群青色に、夜の人工的な光の下では紫色が強くなります。
タンザナイトは他の青い石と同じく、冷静さや、判断力を与えてくれるそうです。
決断力を高め、物事を成功に導く石ともいわれます。
2016/07/15
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