結婚指輪のデザインについてこだわりたい方はいらっしゃいませんか。
結婚指輪はシンプルなものもあれば好きなモチーフを彫り込んだり、表面加工を施したりとさまざまな工夫を施せます。
今回は結婚指輪のデザインとして人気な和彫りや、和風の結婚指輪にするためにおすすめの和柄についてご紹介します。
□和彫りとは?
和彫りとは、たがねや鎚などを駆使して叩きながら彫っていく伝統的な彫金方法です。
叩きながら彫り進めるため、刃が深く入り、勢いのある線を作り出せます。
迫力のあるデザインにしたい場合は、和彫りがオススメでしょう。
特徴として、表面が滑らかで1つ1つの線が反射します。
まるでダイヤモンドを散りばめたかのような輝かしさを放ちます。
金属で叩いての作業となるため、「細かいデザインはできないのでは」と疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。
使用する道具を使い分けることで、細かいデザインを作り上げています。
一方で洋彫りは、手の力のみに頼って掘り進めます。
細かいデザインや繊細さを表現したい際は、洋彫りが適しているといえます。
□和風の結婚指輪にするためにおすすめの和柄をご紹介します!
まず1つ目は麻の葉・七宝をかけ合わせた和柄です。
ダークなベースカラーの上に麻の葉・七宝の柄を施してマットな仕上がりにすると、落ち着きのあるデザインに仕上がります。
1つ目は市松模様です。
市松模様は織模様として親しまれてきました。
模様ごとに縦方向にずらすことで個体ごとの特色を演出できます。
3つ目は舞桜です。
桜は日本の国花でもあるので、和柄として非常にふさわしいデザインといえるでしょう。
桜が舞うイメージをより表す為に、お二人の指輪を並べると花吹雪になるようなデザインにするのもおすすめです
このように、柄だけでなくモチーフも和風を演出するための方法として有効的です。
和風にするためのモチーフとして良く見られるのは、梅や竹などではないでしょうか。
主流ではありませんが、苔も和風を表すために有効なモチーフと言えます。
苔は、経年によって少しずつ育まれていくものですよね。
それと同じで、いつまでも仲睦まじい夫婦でいられるように、という意味が込められているモチーフでもあります。
また、時間が経ち徐々に劣化していくことを、本質が現れていく美とする考え方を「さび」と言います。
そして、時間の経過によって生じた事態を受け入れ、楽しもうとする考え方を「わび」と言います。
苔が作り出す世界は「わびさび」に通じていると言えるでしょう。
よって、苔をモチーフにした指輪を作ることで、日本昔ながらの考え方を指輪に込めることもできますね。
□まとめ
以上、和彫りとはどんなデザインなのか、和風の結婚指輪にするためのデザインはどうすべきなのかについてご紹介しました。
日本に親しみのあるモチーフを選ぶことや、昔から伝わっているような和柄を選ぶことで、和風の指輪にできます。
他にも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
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2022/05/01
category: COLUMN
tag: こだわり, イモータル, マリッジリング, 個性的, 和彫り, 結婚指輪