結婚指輪の由来とは?左手薬指につける意味も解説します!

結婚指輪が誕生した由来と左手薬指につける意味をご存じでしょうか。
実は、結婚指輪は長い歴史を持っており、それらを知るには歴史を紐解く必要があります。
この記事では、歴史を紐解き、結婚指輪の由来と左手薬指につける意味を説明します。

斜めに細かく施された表面加工が、つや消しとも異なる独自の優しいきらめきを生む結婚指輪です

□結婚指輪の由来とは

結婚指輪の起源は定かになっていませんが、キリスト教が結婚と関わりを持つようになってからとされています。
ただ、9世紀のローマで、指輪が結婚の証拠になることが認められたという、言い伝えが残っているため、その時代に習慣化したとされています。
そして、キリスト教の普及によって、教会で結婚式が行われるようになり、そこで指輪を交換する習慣が始まりました。
13世紀のヨーロッパでは一般化していたようです。

日本において結婚指輪が普及してきたのは明治時代の後半で、大正時代には慣習が定着したとされています。
なお、江戸時代までは指輪をつける習慣はなく、明治時代に西洋文化が一気に入ってきてから指輪も広まったようです。

□結婚指輪を左手薬指につける意味とは

結婚指輪を左手薬指につける理由の一説に、古代ギリシャの考えがあります。
それは、「女性の心臓と左手薬指が1本の血管で繋がっている」という考えです。
これから、命に近い指、愛が心臓に直接繋がる、という意味で左手薬指に永遠の象徴の結婚指輪をつけるようになったのではないかとされています。

上下に施されたミル打ちが上品な印象を与える結婚指輪です

ただし、左手薬指に指輪をつけない国もあります。
日本やアメリカのような、欧米の結婚様式がメジャーな国では、ほとんどの人が左手薬指につけます。
一方で、北欧やオーストラリア、ドイツなどでは、キリスト教で正義の象徴である右手薬指につけます。
また、インドや東南アジアなどでは、足の指につけるなど国や宗教、文化によって様々です。

日本では、左手薬指が神聖で特別だと考えられてきたため、その位置が定位置となっています。
しかし、日常生活で必ず左手薬指につける必要はありません。
事情によって結婚指輪をつけられない場合は、ネックレスに通す方法もあります。
夫婦の愛を反映したもののため、自分たちに適した身につけ方で楽しむと良いでしょう。

□まとめ

今回は結婚指輪の由来と左手薬指につける意味について詳しく解説しました。
結婚指輪は、キリスト教が結婚に関与するようになってから誕生したとされています。
また、左手薬指につけるのは、古代ギリシャの考えが一説にあると言われています。
この記事が結婚指輪についての理解を深めるものになれば幸いです。

取り扱いジュエリーブランド一覧

2021/10/21

category: COLUMN

tag: , ,

関連記事