結婚指輪の日本での由来は?結婚指輪をお考えの方に向けて解説します

結婚指輪(マリッジリング)の由来がどのようなものかご存知でしょうか。
その由来について、考えたことがない方も多いですよね。
そこで今回は、結婚指輪の由来や日本に伝わった背景についてご紹介します。

愛らしく、上品に

□結婚指輪の由来をご紹介します!

まず、結婚指輪の由来についてご紹介します。
婚約指輪を贈る慣習は、古代ローマ時代にはすでにありました。
しかし、結婚式での指輪の交換が慣習化されたのはそれよりもずっと後のことです。

指輪交換の慣習は、キリスト教から伝わったものだとされています。
結婚指輪自体の起源は定かではありませんが、13世紀にはヨーロッパで指輪交換が一般化していたと言われています。

また、結婚指輪には興味深い言い伝えがたくさんあります。
例えば、指輪交換で新郎が新婦の第2関節まで一気に指輪を通せれば、新郎がその後の主導権を握れるという言い伝えがあります。
また、指輪の装飾品が外れるのは、不吉なことが起こる予兆だとも言われてきました。

このように、結婚指輪はヨーロッパを中心に広まっていきました。
言い伝えなども知っておくと、定番化された指輪交換が少し面白く感じられるのではないでしょうか。

□結婚指輪が日本に伝わった背景をご紹介します!

先ほど、結婚指輪の文化はヨーロッパで広まったとご説明しました。
では、ヨーロッパで広まった指輪交換の文化が、日本で定番化された背景にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、結婚指輪はキリスト教の伝来とともに、明治時代に日本へ伝えられました。
その後、大正時代に定着していたと言われています。

また、婚約指輪が日本に伝わった背景には、ダイヤモンドが大きく関係しています。
江戸時代には、富裕層を中心にダイヤモンドが、日本中に伝わりました。
そして、加工技術の発達をきっかけに、明治・大正時代にはその知名度は一気に上がります。

知名度は上がったものの、戦時中は輸入に制限がかかり、普及には至りませんでした。
しかし、戦後、ダイヤモンドの輸入ができるようになったので、国内の宝飾人気の上昇とともにその存在は広く知られるようになりました。
このことがきっかけで、ダイヤモンドを用いる婚約指輪も一般的に認知されるようになりました。

□まとめ

今回は、結婚指輪が誕生した由来や日本に伝わった背景をご紹介しました。
想像よりもずっと前から定番化していると感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このように歴史の長い結婚指輪は、こだわりのものを選びたいですよね。
この記事を読んで、さらに楽しく結婚指輪を選んでみてくださいね。

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2021/06/24

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