みなさんは「多石」という言葉を聞いたことがありますか?
婚約指輪といえば一粒の大きなダイヤモンドが中央にあしらわれているデザインというイメージを持たれている方は多いかもしれませんが、一粒の宝石を使っていることを一石と言います。
対して多石とは、複数の宝石があしらわれていることを言います。
多石のデザインとして多いのが、中央に小さなダイヤモンドがいくつかあり、
一つの大きなダイヤモンドに見せているデザインや、エタニティ、ハーフエタニティと呼ばれる指輪のように、ダイヤモンドが指輪に沿って横一列に並んでいるデザインです。
多石のメリットは、小さなダイヤモンドでもゴージャスに見せられることです。
ダイヤモンドは大きさが大きくなればなるほどどんどん費用が跳ね上がっていきます。
もちろん婚約指輪や結婚指輪には予算があるでしょうから、予算内に収まるダイヤモンドの大きさを選ばなければなりません。
しかし多石なら、複数とはいえ小さいダイヤモンドを使用するためコストダウンを図ることができるでしょう。
また、コストダウンに加えて、デザインは豪華にできるのです。
例えば、中央のダイヤモンドの横に小さいダイヤモンドをあしらうメレと呼ばれるデザインです。
これは中央のダイヤモンドが小さくても横のダイヤモンドが脇役となり、中央のダイヤモンドが小さく見えないでしょう。
多石の指輪を検討してみてはいかがでしょうか。
2016/08/30
category: COLUMN
tag: こだわり, ダイヤモンド, デザイン, 婚約指輪